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声優と俳優の違いとは?演技やオーディションの違いについて解説!

公開日:2022/09/01  最終更新日:2022/09/09


声優と俳優には違いがあります。演じるという点では似ていますが、演技や表現の仕方は全く違うものになります。この記事では、声優ならではの演技や表現、俳優ならではの演技や表現はどんなものがあるのか紹介します。また、声優と俳優のオーディションの違いについても解説しますので、しっかり理解しておきましょう。

声優ならではの演技や表現

声優は、声だけで演技をする仕事です。姿を現すことはないので、声だけで感情表現をしなくてはいけません。声の演技力が求められるのです。同じセリフでも嬉しいとき、悲しいとき、怒っているときなど、使い分けなくてはいけません。

感情の変化に合わせながら細かな演技が必要になります。感情に合わせた演技をすることで、キャラクターの魅力を表現していくのです。声だけで表現することは、声優の人にしか持っていないスキルです。

また、滑舌や発生がよいことや、音圧に乱れがないことなどのスキルも必要です。声優は、セリフがないシーンでも、わずかな息遣いによって感情を表現することもあります。息を吸ったときの音で、さまざまな感情を表現するのは簡単なことではありません。息遣いだけで感情表現することは、声優にしかできない技といえるでしょう。

俳優ならではの演技や表現

俳優は、演技力が求められる仕事です。表情や体の動きで表現することが声優との大きな違いです。同じ俳優でも作品によって、表情や見た目が違うということもあるでしょう。俳優は、さまざまな体の動きや表情を組み合わせながら、演技を行っています。

俳優の基本は、台本にしたがって演技をすることです。活躍する場は舞台やミュージカル、ドラマ、映画など人によって異なります。舞台やミュージカルなど観客の前で演技を行う場合は、演技に加えて、感情豊かな表現が求められるでしょう。ドラマや映画のような映像作品の場合は、見ている人を引き付けられるような、信憑性のある演技が求められるのです。

俳優の場合、セリフのないシーンでも、表情や身振り手振りで表現することが可能です。役によって違う人に見えるような俳優であり、見た目も含めて、与えられた役になりきることが求められるでしょう。

オーディションの違い

声優と俳優のオーディションには大きな違いがあります。しっかり違いを理解してから、オーディションに挑まなくてはいけません。声優のオーディションは、声でしか表現する方法がありません。俳優との違いは声の情報量が多いことです。俳優が表情や体を使って表現する演技を、声優は声だけで演技しなくてはいけません。声だけで喜怒哀楽を演じ分ける必要があるのです。そのため、声優のオーディションで身振り手振りを使って表現したり、動き回るような演技をしたりしても、意味がないのです。声以外で感情を表現しても、評価はされません。

俳優のオーディションでは、書類審査が行われ、見た目に関する要素も審査基準になります。実際にカメラの前に立って演技をし、表現力や表情などで評価されるのです。しかし、演技力が高いからといって、オーディションに受かるわけではありません。自分の魅力をアピールできているか、のびしろがあるかどうかなども審査基準になります。現状では演技力が高くなくても、オーディションに合格できる可能性はあるのです。

声優と俳優のオーディションは、審査内容や審査基準が全く違います。声優は、声がなにより重要な審査対象となります。反対に俳優は、演技力だけでなく、見た目や今後ののびしろなども加味されて審査されるのです。

まとめ

声優と俳優は、演技や表現の仕方に大きな違いがあります。声優は声だけで感情を表現するのに比べ、俳優は表情や体を使って感情を表現しています。声優と俳優の違いを理解してから、どのように演技力や表現力を身についていくかが重要です。オーディションの審査内容や審査基準にも違いがありますので、しっかり把握したうえでオーディションに挑むようにしましょう。

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