名古屋エリアで声優を目指す!プロを目指すための声優養成所を徹底検証!

声優養成所の掛け持ちがおすすめできない理由について解説!

公開日:2022/01/01  最終更新日:2022/01/21


声優を目指している方におすすめなのが声優養成所への入所です。そこで養成所を掛け持ちしたいと感じたことはないでしょうか。しかし、実際養成所を掛け持ちすることは可能なのでしょうか。今回は声優養成所の掛け持ちは可能なのかどうか、掛け持ちについてのデメリットや注意点を詳しく解説します。

そもそも声優養成所の掛け持ちは許されているの?

まず、声優養成所を掛け持ちすることは可能なのかどうかについて解説します。結論からいうと、声優養成所の規約等に掛け持ち禁止の旨が記載されていなければ問題ありません。これは養成所の方針に大きく依存します。養成所によっては、外部のオーディションに参加することを認めていないところもあります。

そのような場合には掛け持ちやオーディション参加が発覚すると、それなりの処分を受けることになる可能性があるため避けるべきでしょう。しかし、規約として問題ないから掛け持ちすることを推奨するというわけでもありません。場合によっては声優への道が遠のいてしまうことも考えられます。次は、声優養成所を掛け持ちすることのリスクについて解説します。

正直、声優養成所の掛け持ちはおすすめできない!

先述のとおり、声優養成所の掛け持ちはあまりおすすめできません。ここではおすすめできない理由を4つ紹介します。

まず1つ目に「すべてが中途半端になってしまう」です。声優を目指す方にとって養成所のレッスンは非常に大切な時間です。しかし、ただ通ってレッスンを受ければよいということでもありません。レッスンで学んだことをしっかりと復習し、努力し続けることがのちの結果につながります。

掛け持ちをしてレッスンの量が増えたとして、復習の時間が充分に取れなくなってしまえば、技術の向上はあまり期待できません。さらに、レッスンの時間が倍になったことで、単純に生活が大変になってしまうことも想定されます。一つの養成所に絞って余裕をもってレッスン、そして復習に臨める環境をおすすめします。

2つ目に「アドバイスが混ざってしまう」です。養成所によっては指導法が異なっている場合もあります。どちらかの指導法が正しくて、どちらかが正しくないというわけでもありません。しかし、どちらのアドバイスを信じるべきなのか混乱してしまう恐れがあります。限られた時間の中で確実に成長するためには、養成所を絞って同じ指導者や一つの指導方針の下で努力したほうがよいのではないでしょうか。

3つ目に「講師からの評価が下がる」です。掛け持ちによって中途半端になってしまう恐れがあります。もしそうなってしまえば、講師からは「やる気が足りない」「学習意欲がない」などと勘違いされてしまいます。多くのレッスンが原因で疲れてしまい、レッスンに集中できないなどなれば大変です。時に講師はヘッドハンティングをすることもあります。その際には、日常のレッスン態度や意欲などを総合的に評価されて決まります。そのため、講師からの印象がよくなければ声優デビューの壁となりかねません。

最後に「量より質という世界でもない」です。まず声優への道として「量をこなせばよい」というわけでもありません。間違った方法で繰り返し訓練をしても力は身につきません。やみくもな練習ではなく、基礎をしっかりと固めて適切な方法で練習を続けることが重要になります。

それでも掛け持ちしたい場合は?

しかし、どうしても掛け持ちしたいと思っている方もいるかもしれません。そのような方は、掛け持ちする前に以下の内容を再度考え直してください。

まず「最大の目的は何か」です。おそらく最大の目的は声優デビューして活躍することであり、養成所に行くことは目的のための手段でしかないはずです。

そして、「なぜ掛け持ちをしなくてはいけないのか」「掛け持ちして得たいこと・スキル」です。掛け持ちをしなくては得られないものなのかどうかを、しっかりと考えてみてください。

最後に「掛け持ちをすることによるメリットとデメリット」です。掛け持ちしたいと考えている以上、なにかメリットを感じているはずです。

しかし先述のとおり、デメリットがあることは紛れもない事実でしょう。自分が声優養成所の掛け持ちをすることによるメリットとデメリットをしっかりと理解し、どちらが大きいか比較してみてください。

以上の内容をしっかりと整理しながら考えることで、自分の考えを客観的に評価できます。自分の目指しているところはどこなのか、そのために何をしなくてはいけないのか、その近道は何なのかを考えて、最終的に掛け持ちすべきかやめておくべきかを選択してください。

 

今回は声優養成所の掛け持ちは可能なのかどうかと、掛け持ちによるデメリット、そしてどうしても掛け持ちをしたい場合の注意点について紹介しました。一概に掛け持ちが禁止されているものではありません。一方でデメリットが多いことも事実です。そのため掛け持ちしようと検討している方は、掛け持ちする理由をしっかりと考えてから行動するようにしましょう!

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