名古屋エリアで声優を目指す!プロを目指すための声優養成所を徹底検証!

声優になりたいということを親に打ち明けられない時の対処法とは?

公開日:2021/12/15  最終更新日:2022/01/11


声優になりたい。でも、親は応援してくれるだろうか。反対されてしまったらどうしよう。そう思って、なかなか打ち明けられずにいる方は多いのではないでしょうか。しかし養成所や専門学校の費用など、親の協力が必要なことはたくさんあります。ここでは上手な親への打ち明け方や、万が一反対された場合の対処法を紹介します。

声優になりたいということを親に打ち明けられない時の対処法

上手く親を説得するためには、親の気持ちを理解する必要があるようです。親は子どもの将来のことを考えています。その仕事で先々にわたって生活していけるのか、ということを心配しているのです。不安感を解消するには、声優の仕事を理解してもらうことが一番有効です。どういうプロセスを経てプロになれるのか。どんな仕事があって、どれくらいの収入を得られるのか。将来的にはどんな道が考えられるのか。具体的なビジョンを示します。

よい面だけではなく、大変な面やリスクについてもきちんと誠意をもって説明しましょう。学校や養成所の資料を取り寄せて用意しておくと、より真剣みが伝わるでしょう。その上で、自分がなぜ声優になりたいのかを具体的な言葉にしてしっかり伝えることです。うまく言葉にできないときは、ノートに書き出してみるのも一つの方法です。考えが整理されて説得力を持たせやすくなります。

声優になる夢を親に反対されてしまったら?

もしも親に反対されてしまったらどうしたらよいでしょうか。具体的には以下の方法がおすすめです。

期限を区切る

声優を目指すことは厳しい道です。親はもしも声優になれなかった場合のことを心配しているのかもしれません。そんな時は期限を設定する方法が有効です。何かをお願いする時、期限を区切ると人は譲歩しやすくなります。たとえば3年で声優になれなかったら進学する、もしくは就職するなどを提示するのです。3年で上手く声優になれればよし、最悪でもそのあと進学や就職をしてくれるならと、許可してくれる可能性は高くなります。

条件をつけて説得

条件をつけるのも有効です。高校の勉強や部活をしっかりやる、もしくは大学卒業後に声優を目指すなどの条件を示すのです。基本的な学力などを獲得していれば、もしも声優になれなかったとしても他の仕事に就ける可能性があるのでリスクを軽減できます。

話すタイミングを選ぶ

親が冷静に話を聞いてくれそうな時を狙いましょう。親も人間のため、機嫌がよいときと悪い時で対応が違うのは当然です。テストでよい点を取った時や、部活で頑張った時、家の手伝いをした時など、こちらが先に成果を出した後に切り出すと親も邪険にしにくいものです。普段からの信頼関係があるのがベストですが、少なくともお願い事をする前は親のいうことをよく聞いておくことも作戦のひとつでしょう。

社会人になってから養成所に入るのもあり!

どうしても親の協力が得られない場合、社会人をしながら声優を目指すというのも一つの方法です。多くの養成所には夜間や週1回・2回のコースが設置されており、社会人でもレッスンが受けられます。通常のコースに比べ費用が低く設定されているので生活しながらでも通うことは可能でしょう。成人してしまえば親の許可がなくても入所できるところもあるうえ、自分で費用を負担すれば経済的に依存することもありません。

ただ可能ならば、親には声優養成所に入所する報告だけでもしておくことをおすすめします。レッスン料が払えなくなったり生活が立ち行かなくなったりした時に、親に頼ることができるからです。社会人を続けながらプロになるのは並大抵のことではありません。しかし、現在活躍中の声優さんの中にも社会人として働きながら養成所に通いプロへの道を切り開いた方もいます。諦めて悔いが残るのであれば、レッスンを受けてみて自分が声優に適性があるのか見極めるのもよいでしょう。

 

声優の仕事について理解を得ることは容易ではありません。しかしこちらが親の言葉を真摯に受け止めれば、相手も素直に話を聞く態勢になります。心配してくれているのは嬉しい、など親への理解と感謝を言葉で伝えましょう。親が許してくれないと声優への一歩が踏み出せないのではなく、親の心を動かすところから声優になるための道が始まっているといえます。きちんと話せば親は誰よりもあなたを応援してくれる味方になるでしょう。

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