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声優になるならなまりや方言は直すべき?イントネーションを直す方法とは

公開日:2023/01/15  最終更新日:2023/01/05


声優を目指す地方出身者の中には、なまりや方言に悩む人も少なくありません。標準語圏内で生活したことがない人はテレビなどでしか標準語に触れる機会がないため、台本や決められたセリフがあっても正しく読み上げることは難しいでしょう。今回は、方言を直して標準語を習得することの重要性や具体的な方法について解説します。

声優になるならなまりや方言は直すべき

声優にとっての標準語の重要性について詳しく解説します。

標準語は声優にとって必須スキル

日本語のアニメ・映画では、標準語が採用されているのが一般的です。出身地が方言を使用する地方である場合、声優を目指すのであれば、まずは標準語を習得することからスタートします。標準語を話せない人が声優として活動するのは難しいため、標準語は必須スキルでしょう。

声優の養成所や専門学校では標準語レッスンも取り入れられている

声優を育てる養成所では、声色の変化や話し方のような演技力・表現力をトレーニングすると思われがちですが、これらのレッスンに加えて、日本語力を向上させるレッスンも行われます。日本語力とは正しい言葉の理解やイントネーション・発音などを指し、標準語習得も含まれます。しかし、もともと東京のような標準語圏内出身者にとっては、標準語レッスンの必要性はほとんどないといえます。

そのため、養成所では標準語レッスン自体は取り入れられているものの、レッスン時間数は短いのが一般的です。対して、専門学校であれば標準語レッスンを選択して重点的に学ぶことが可能なケースも多いため、なまりや方言が強い人は選択肢の1つとして専門学校に通うのもおすすめです。

なまりや方言は声優としての武器になることも

なまりや方言は、声優にとって悪いことばかりではありません。大阪府出身という設定のキャラクターが関西弁を話したり、地方のPRキャラクターが方言を話したりすることは少なくないため、自身のなまりや方言が武器になるケースもあります。

ただし、方言での仕事も増えているとはいえ、基本的には標準語での仕事が中心です。なまりや方言を強みにできるのは「標準語を話せる」という大前提があってこそであるため、まずは標準語を話せるようになることを目標としましょう。

なまりや方言などのイントネーションを直す方法

標準語を習得してなまり・方言を直す方法について解説します。

日本語の発音・アクセント辞典で勉強する

辞書や辞典は言葉の意味を調べるものと思われがちですが、正しい標準語を話すための発音やアクセント、イントネーションを学べる種類もあります。発音・アクセント辞典は声優業に携わる人であれば必ず持っているとアイテムの1つであり、標準語の習得には欠かせません。

そもそも方言を話す人が標準語習得に困るのは、標準語の意味が分からないからではありません。標準語に躓く要因は、原稿を読むうえで、標準語の正しい発音・アクセントが分からないことです。発音・アクセント辞典があればどの単語も正しく読み上げられるため、必ず購入しておきましょう。

テレビのニュースやアニメを見て学ぶ

テレビのニュースでアナウンサーが話す言葉は、標準語であり、正しい日本語です。普段から標準語を聞いて耳を慣れさせておけば、自然と標準語のアクセントやイントネーションを身につけられるでしょう。

また、標準語を話すキャラクターが中心となっているアニメを観るのもおすすめです。とくにアニメが好きな人であれば趣味を楽しみながら学べるため、継続しやすい方法であるといえます。標準語を聞き取る耳を鍛えることで、正しいアクセント・イントネーションに役立てましょう。

まとめ

今回は、声優にとっての標準語の重要性と、正しい標準語を学ぶための具体的なトレーニング方法について詳しく解説しました。日本のアニメ作品などは基本的に標準語を話すキャラクターが中心となるため、声優を目指すのであれば標準語を習得が不可欠となります。ただし、なまり・方言も声優にとっては1つの武器として使えるため、標準語を習得したうえで、方言を役立てられるキャラクターなどに活かすことが可能です。標準語を身につけたい場合、まずは日本語の発音・アクセント辞典を購入して学習しましょう。また、ニュースやアニメで標準語に耳を慣らすのもおすすめです。声優として働きたい人は、今回の記事を参考にしてみてください。

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