
ラジオパーソナリティーも声優の仕事のひとつ!仕事内容をご紹介!
アニメの声の出演だけではなく、ラジオでも活躍できます。番組の企画やリスナーとの交流などを通じて、人間的にも成長できる可能性がある仕事の内容を紹介します。ラジオパーソナリティーの仕事に就きたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。声優として仕事の幅を広げられるようになるでしょう。
ラジオパーソナリティーとは
声優でもラジオパーソナリティーの仕事を経験できます。
ラジオの司会進行を指す
番組の進行があらかじめ決まっているので、それに沿ってラジオを進行します。しかし、声優として高いトーク力を持っていたり、おもしろい個性があったりする人は、声優の枠を超えて活躍できる可能性があります。
ラジオパーソナリティーの仕事内容
仕事内容は多岐にわたります。
情報やニュース系
大手の局は全国の情報やニュースを伝えますが、地方局では地域に密着した情報を伝えます。天気予報や道路情報などを生放送で伝えます。
音楽系
流行曲や最近リリースされた曲を紹介しながら音楽を流します。曲の前奏や間奏の間にトークが入るので、テンポよくメッセージ性の強いキーワードを織り交ぜるセンスが必要です。
芸能系
アーティストや俳優をPRするための番組です。テンポよく会話を弾ませるというよりも、アーティストや俳優の魅力を引き出すために、決められた通りに進行する役割が求められています。
専門系
ひとつのテーマに精通している人をゲストに迎えてトークします。台本は自分で考えますが、自由度が高いのが特徴です。マニアックなリスナーがほとんどです。
リスナーとのやりとり
自分でパソコンに届いたメールやメッセージを紹介したり、放送中にディレクターがメールやメッセージを選んだものを紹介したりするときがあります。そのため、アドリブ力が試されます。
リスナーとの交流
生放送中に、悩み相談やラジオの感想などがリスナーから届きます。それに対して適切なコメントができるようにしなくてはいけません。リスナーとリアルタイムで触れ合えるのがラジオの魅力です。
番組企画
反省会や番組企画の持ち込みなども行います。当事者意識が芽生えるので、責任を持って仕事をしたい人におすすめです。とくにラジオは生放送が多いので、より進行がスムーズになるためのアイデアを伝えることにより、質の高いサービスをリスナーに提供できます。
ラジオパーソナリティーに必要なスキル
トークスキル以外にも必要なスキルがたくさんあります。
基本的な能力
まず、表現力が豊かな人が求められています。ラジオは、声だけで感情を表現する仕事だからです。また、人として必要な能力が備わっていないといけません。横柄な態度を取ったり、スタッフにやたらと厳しかったりする人はあまり感謝されません。
そして、自己管理能力の高さも求められています。喉を傷めてしまうと仕事が困難になるので、日頃から体調を崩さないように、食事、睡眠、運動に気を付けている人がほとんどです。
話を引き出す能力
自分の声だけで仕事をするわけではありません。相手の話を引き出す能力が求められています。なぜなら、相手はラジオに出演することに慣れていない人がほとんどだからです。相手の緊張を解きほぐし、自然と会話が弾むように演出するのも必要な能力です。
豊富な知識
ひとつの分野に精通しているスペシャリストよりも、広く浅く知識が備わっているゼネラリストが求められています。ゲストも色々な業界から選ばれた人が来ます。リスナーとの交流では、全国ニュースや地域情報などが話題として挙がるかもしれません。それらに柔軟に対応するために、豊富な知識を備えておきます。
まとめ
仕事内容は多岐にわたりますが、生放送が多くてリスナーとの距離が近いぶん、充実した仕事となるでしょう。また、個人のスキルとして、アドリブ力や傾聴力を伸ばせるとともに、それまで関心を持つことがなかった分野にも詳しくなるでしょう。ラジオの仕事は今後の声優人生にも活かされるので、興味のある人は挑戦してみてください。