名古屋エリアで声優を目指す!プロを目指すための声優養成所を徹底検証!

社会人から声優を目指すのは遅い?その経験がメリットに転じる場合も!

公開日:2022/07/01  最終更新日:2022/07/20


声優になって活躍したいと考えている場合、養成所や専門学校に通い、その後事務所に所属するのが基本の流れです。しかし、社会人になってから声優になりたいと考えている方もいるのではないでしょうか。そこで本記事では、社会人になってから声優を目指すのは遅いのかについて解説します。

社会人から声優を目指すのは遅い?

近年では、アニメでアフレコきっかけに声優自身に注目が集まり、テレビや雑誌、CMなどにタレント・アイドルのようなポジションで出演するケースも増えているでしょう。つまり、アニメキャラそのものだけでなく、声優自身にもスポットが当たるようになりつつあるのが最近の声優業界の特徴です。

また、テレビや雑誌に出ている方は、若くてアイドルのようなルックスをしている人も多いでしょう。そのため、声優といえば若いというイメージが定着しつつあり、社会人になってから目指すのは無謀だと感じるかもしれません。しかし、一口に声優といっても、さまざまな仕事があり、アニメやゲームキャラクターのアテレコだけが仕事ではありません。

たとえば、舞台や海外ドラマ・映画の吹き替え、ナレーションなどの仕事もあります。さまざまな仕事がある分、必ずしも若い人だけが活躍している業界ではないのです。ただ、声優自身が顔出しをして活躍しているケースの多くは若い人のため、声優といえば若いというイメージがあるのでしょう。したがって、社会人から声優を目指す場合、若さが武器になるアイドルのようなポジションを目指すのは難しいといえます。

しかし、アイドル路線ではなく、実力で勝負したり、ベテランの方が多く活躍しているポジションを目指したりするなら社会人からチャレンジするのでも遅くはないでしょう。

ただし、声優は会社員のように生活が保障されているわけではありません。仕事を勝ち取れなければ生活が苦しくなるでしょう。実際に、声優志望者の中で声優として活躍できるのはたった3%ほどとされています。狭き門をくぐらなければならない、生活が保障されないといったリスクを踏まえて、声優を目指すのか検討しましょう。

社会人経験を経たからこそのメリットも!

社会人になってから声優を目指すのは、年齢の面では不利だと考えられがちですが、有利な面もあります。たとえば、社会人経験を生かし、演技に役立てられるということです。縁起の幅は、これまで経験してきたことが引き出しになるケースが多くあります。

嬉しかった経験やショックを受けた経験、怒られた経験など、実際の経験したことがあるからこそ臨場感のある演技ができるケースも多いのです。学生という立場は誰しも経験するものですが、声優志望者の中には社会人経験のない人が多いでしょう。ほかの人とは違う経験をしたというポイントは、社会人経験者ならではの強みといえます。

また、社会人経験があると、声優を諦めたときの転職に有利です。社会人経験がないまま声優を目指していた人と、社会人経験を経て声優を目指していた人では、社会人経験のある人の方が転職は有利になるのです。スムーズに転職先が見つかるとは限りませんが、根気よく就職先を探せば職場が見つかるでしょう。

社会人から声優になるためには?

社会人から声優を目指すといっても、何から準備すればよいのか分からない方もいるでしょう。そこで、最初のステップとして、会社をやめるかどうかを決めましょう。

やめる場合は多くの時間を活動に費やせますが、収入源がなくなることと、声優になれなかった場合、転職に苦労しがちなのがデメリットです。ただ、時間がある分、声優を育成する専門学校や養成所に入り、本格的な指導が受けられます。養成所の中には、1年ほど通うとオーディションを受けられるケースがあり、最短ルートで活躍を目指す方におすすめです。

一方、仕事がない場合、収入を得られるので精神面が安定する、声優になれなかった場合のリスクが少ないといったメリットがあります。ただ、働いている分、活動範囲に制限がかかるのがデメリットです。時間を多くかけたからといって声優になることを約束されているわけではありませんが、演技力やスキルは時間をかけることで磨かれる一面もあります。基礎から学ぶのであれば、コツコツと数年間努力をし続けなければならないでしょう。

しかし、養成所や専門学校の中には、働きながらでも通えるコースがあります。時間をうまく使い、リスクの少ない形で目指すなら、働きながらのほうがよいでしょう。

 

社会人になってから声優になりたいと考える方も、一定数いるでしょう。声優といえば若いというイメージが定着しつつあり、社会人から目指すのは手遅れなのではないかと不安に感じるかもしれません。しかし、声優といってもさまざまなポジションがあり、ベテランの人が活躍しているケースもあります。また、社会人経験を生かせたり、声優を諦める場合に転職に有利になったりするのも社会人経験者の強みです。ただ、社会人から声優を目指すのはデメリットもあるため、いろいろな事態を想定して最適な選択をしましょう。

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