名古屋エリアで声優を目指す!プロを目指すための声優養成所を徹底検証!

声優養成所に通えば音質も変えることはできる?

公開日:2020/12/15  最終更新日:2020/10/27


音が耳に心地よく通ることや音の品を、音質と言います。オーディオ機器などで使われる言葉ですが、声優にも必要なものです。声で役を演じる声優なのでしっかりとマイクに通る声を出す必要があり、相手に声を届ける必要もあります。相手に声を届けることがしっかりおこなう必要性があるのですが、音質を良くすることはできるのでしょうか。

声優は普段の声と仕事のときの声は違う

声優は与えられる役によって声の質を変化させていますが、上手く演じていてもマイクに通りにくいと伝わりません。マイクに通りやすい質を声優は知っており、普段の声の出し方と異なり使い分けています。日常の街中であの声優だと気づかれにくいことは多々あり、それは仕事のときと日常を使い分けているからです。

アニメなどの役によっては特殊な声の質を出す必要がありますが、作った声は音も響きにくい場合も多いです。それでも特殊な声の質で本番ではマイクにしっかり通る声の質を届けているのは、マイクに通りやすい声の質を声優が理解しているからです。

マイクに入りづらいのには原因がある

声優の仕事上、声をマイクに通して録音することになりますが、マイク乗りが悪い人もいます。初めて声優になるために勉強した人の多くが、マイクに声が通りにくいと感じることが多いです。それには理由がしっかりあります。特に多いのが滑舌の悪さと音圧と言われており、滑舌ははっきり発音できていない証拠です。

声は結局は音なので、滑舌が悪いとマイクが音を拾えません。息もれが多い場合はマイクに音が届きませんのでくぐもった形で録音されてしまいます。それでは役を演じても伝わりません。また出している声が少ないという音圧が細いと、当然マイク通りもよくありません。

逆に音は大きいですがハスキーすぎる場合も、通常よりも息もれが多くマイクに届く前に漏れてしまい拾ってくれません。その他には作った声であり、多くの声優が声を作っています。作った声は制御し難いものなのですが、声優はしっかりマイクに届けています。

初心者が届けられないのは、自分の制御できる音域を超えている場合が多く、演技しようとする姿勢が前に出すぎているからです。プロの声優は自分の制御できる声を理解しており、自分の音域を超えずに行っています。声優はただ演技が上手く特殊な声を出せるからできる仕事ではありません。マイクの使用や自分を知っているからこそできる仕事なのです。だからなるための養成所があり、マイクに届けられる出し方や基本を学べます。

声優養成所で学ぶには演技力だけではない

声優になるには声優養成所で学ぶことが近道です。養成所はプロダクションが運営している機関であり、現場の環境で学ぶことができる上、プロの声優が講師として教えてくれます。声優が使用するマイクはただのマイクではなく、非常に高級なマイクです。20万円以上するものから品によっては100万円も超えますし、実は音を広く拾う高性能です。

だからちょっとした音でもマイクは通しますが、それでも素人ではマイク通りが良くない声の音質の方もいます。それをしっかり矯正して指導してくれるのが声優養成所です。ボイストレーニングでしっかり通る声の出し方から演技まで指導してくれます。また実際の現場のマイクを使用し、自分の領域を理解させてくれます。

声優養成所で学ぶことで音質自体を変化させてくれますので、マイク通りが悪くなることはなくなります。学校ではなく養成所はプロダクションの下部組織の様なものです。だから卒業と言うものがないので、プロになれるかは自分の努力次第です。教えてくれるが、それをものにするかは自分の努力次第です。

 

声優の仕事はマイクにしっかり声を通さないといけません。マイク通りが悪い声は音質が悪い証拠です。それを矯正や指導してくれるのが、プロを育てる機関である声優養成所です。学ぶことで現場での活かし方を教えてくれ、音質は格段に向上するでしょう。しかし学校ではないので、プロになれるかは自分の努力次第です。声優養成所は確かにプロの声優への近道ですが、誰もがプロにはなれません。努力を後押ししてくれる組織なので、レベルアップは自分次第です。

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